ポイボスの扉 The Door of "Phoibos"
北海道応援ソング「ポイボスの扉 The Door of "Phoibos"」(文:中江早希)
新型コロナウイルスで様々な演奏会やイベントが自粛をせざるを得ない中、多くのオーケストラ団体が危機的状況にあります。
私たちの地元、北海道には唯一のプロ・オーケストラ団体「札幌交響楽団」があります。日々、オーケストラの響きや音楽の楽しさを伝えて下さり、小さな頃から当たり前の存在として親しんできました。そんな、道民から愛されている札幌交響楽団の募金活動。少しでも応援したいという気持ちで作曲の直江香世子さんにお話をしたところ、心良く引き受けていただきました。
芸術家にとって先が見えず不安な日々が続きますが、少しでも、私たちの気持ちが北海道に、そして、全国の皆様に届いたら嬉しいです。
「ポイボスの扉 The Door of "Phoibos"」
夜風ささやく公園で
一人不安に震えて立ち止まる
水面に映る月が 変わらず道を照らす
季節と共に歩んできた思い出が
いま、色鮮やかに生きる希望に
太陽が輝く大空に
君とずっとこの扉の向こうで
愛する喜びをこれからもずっと
君と奏でていきたい
届け、愛するふるさとまで